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「杞憂」が現実になる!?~「宇宙のゴミ問題」

 皆さん、星空ぱぶ店主の岡崎です。ご無沙汰しています。また、「星空ぱぶ」ブログを再開しますのでよろしくお願いします。
 さて、今日のテーマは「宇宙のゴミ問題」です。中国の有名な故事に「杞憂」という話があります。古代中国の杞国に「天が崩れてきたら逃げるところもない」と心配のあまり、不眠症になった人がいました。友人が「天は大気の集まりだ。体を動かしたり、息を吸ったりするのも、天の中にいて行っていることだから、天が落ちてくるかもしれないと心配することはない」と諭しました。ところが、「日や月や星が落ちてきたりしないか」と別の心配です。友人は「日や月や星も大気の中で光っているだけだから、落ちてくるわけはない」と言いました。そこから「無用の心配をする」「取り越し苦労」という意味で使われています。
 しかし、杞の国の人の心配があながち取り越し苦労であるとは言えなくなっています。1957年、ソ連(当時)は世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功しました。それ以来、米国、ロシア、欧州、日本、中国など世界各国は競って人工衛星を打ち上げ、これまでに打ち上げられた人工衛星は6000個を超えているようです。軍事用の衛星は公表されるわけではありませんから、もっと多いかもしれません。当然、人工衛星も機械ですから、運用が終了し、そのまま地球の周囲を回っているものから、制御ができなくなって地上へ落下してくるものも出てきます。
 最近話題になったのが米航空宇宙局(NASA)が1991年に打ち上げた大気観測衛星「UARS」の落下。UARSは2005年に運用を終え、その後制御ができなくなり、徐々に高度を下げ、9月下旬、米西海岸沖の北太平洋上で大気圏に突入しました。衛星の大部分は燃え尽きますが、30個近くの金属破片(合計の重さ約500Kg)は燃え尽きずに地上800Km四方に落ち、人に当たる確率は3200分の1と、NASAでは試算していたようです。結果的には洋上に落ちたため,人的物的被害は報告されていません。
大気圏に突入した米UARS
 10月11日の朝日新聞朝刊の「ニュース圏外」によりますと、大気圏で燃え尽きず破片が地上に達する大型衛星の落下は世界で毎年1、2回あり、小型衛星やロケットの破片などの「宇宙ゴミ」は1日平均1個落ちてきているそうです。1957年に当時のソ連が世界で初めて人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げて以来、米ソ(ロ)、欧州、中国、日本などが衛星を打ち上げています。公表されない軍事衛星を入れると6000個以上になるとも言われます。こうした衛星やロケットなどが「宇宙ゴミ」になって、地球の周りを回っています。正確にはわかりませんが2万個を超えるとも言われています。杞の国の人の心配は実は現実のものになっているのかもしれません。
 
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