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みたかふれあいサロンでサイエンスカフェ始めます!!

「『すばる』のある島で暮らして〜『すばる』とハワイ島を100%楽しむ!!〜」
 最先端の研究から身近な科学の話題まで、研究者や専門家がわかりやすくお話しします。お菓子や飲み物を片手に、聴いてください。少人数の集まりなので講師への質問も気軽にどうぞ。今回は新作クッキー「すばる」も登場!!
★日時:4月11日(土)午後3時半から5時頃まで
☆場所:三鷹産業プラザ1階 「みたかふれあいサロン」
 三鷹市下連雀3-38-4 電話0422-40-9669 三鷹駅南口から徒歩7分  
★講師:臼田-佐藤 功美子(うすだ・さとう くみこ)さん。国立天文台天文情報センター専門研究職員。2013年まで15年間ハワイ島で地元に根ざした天文学教育普及活動を精力的に行われました。
 すばる望遠鏡が米国ハワイ島のマウナケア山頂で観測を始めて15年以上になります。遠くの銀河や太陽系外惑星など、最先端の観測に携わり、太陽系外惑星に生命が存在するのかも大きなテーマです。すばるで見えてきた宇宙、さらに昨年着工したTMT(30m望遠鏡)でいどむ謎についてもお話しします。ハワイ島での仕事や生活も紹介します。富士山より高いところにある「すばる」の見学はどうすればよいのかも気軽に聴いてみてください。
☆参加費:大人1000円 子ども(小学生まで)500円(当日お支払いください)
★定員:16人(先着順)
☆参加希望者は メール(Ma.okazaki@gmail.com)か携帯電話(090-9809−4011)までご連絡ください。
★主催:シニアSOHO普及サロン・三鷹 宙(そら)みたかワーキンググループ 代表 岡崎昌史
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自分のDNAを見ました〜”星の子”であることも実感!!

 今日は自分のDNAを抽出し、一部の遺伝子情報を見ました。NPO法人「くらしとバイオプラザ21」を主宰する佐々さんの紹介で、第9回ヒトゲノムを使った実験教室「私たちのDNA」に参加したのです。東京・府中市にある東京農工大学農学部遺伝子実験施設で、自分の口腔粘膜細胞からDNAを抽出し、Alu配列というヒトに特徴的なDNA配列を電気泳動法で分析しました。DNAは個人情報の最たるものということで、実験の前に同意書に署名するというものものしさでしたが、個人の特定などに使われるだけに妥当な措置でしょう。

『星空ぱぶ』を再開しますーー来週は宇宙イベント3連発!!

お久しぶりです。尾張の方言に「やっとかめやなも」という表現があります。「八十日目やなも」と書きますが、「人の噂も七十五日」と言いますから、それ以上長い月日と言うことでしょう。『星空ぱぶ』はやっとかめどころか八百日目かもしれません。
さて、再開第一弾の話題は来週10月9日(木)、11日(土)、13日(月)と3回にわたってお送りする宇宙イベント3連発!!
地球の気候変動を宇宙の視点から見ようという宮原先生の研究は意欲的です。
★「宇宙気候学」でわかる地球の変動  三鷹ネットワーク大学文化教養講座 サイエンスカフェみたか10月
◆日時:10月9日(木)午後7時〜8時半
◆会場:三鷹ネットワーク大学
◆ゲスト:宮原ひろ子さん 武蔵野美術大学教養文化専任講師
◆内容:このところ、世界各地で大規模な台風やハリケーンの襲来や異常な豪雨などが相次いでいます。このような地球規模の気候変動には、太陽活動や宇宙環境の変動で引き起こされている可能性もあります。地球を取り巻く宇宙はどのように変化し、地球に影響するのか。屋久杉や南極の氷などを使って、過去の太陽活動や太陽系など宇宙環境の変化を読み解いている宮原さんが、「宇宙気候学」という視点から、地球の様々な変動の原因を解き明かします。
◆定員:24人(先着順) 残席わずか
◆受講料:800円(茶菓子代を含む)
◆申し込み:ネットワーク大学まで(☎0422-40-0313)
宇宙が始まった時の一番星ってどんな星だったのでしょうか。国立天文台の青木先生の研究も地味ですがロマンあふれる研究です。
☆「宇宙の”一番星”を見つける」  東京国際科学フェススティバル幹事会企画「週刊サイエンスカフェ」
◆日時:10月11日(土) 午後7時〜8時半
◆会場:三鷹ネットワーク大学 交流スペース
◆講師:青木和光 国立天文台准教授
◆内容:秋の夕宵の空に輝く一番星!「一番星みぃつけた」と一番星探しをした人も多いことでしょう。では宇宙誕生後、最初にできた「一番星」はどんな星だったのでしょう。国立天文台の青木和光准教授などの研究チームが宇宙誕生後の最初の星の中には太陽の100倍を超す重さの巨大な星があったという根拠を見つけたと発表しました。宇宙の一番星はどんな星だったのでしょうか。最新の天文学の研究成果と今後の見通しを青木先生にわかりやすく語ってもらいます。
◆定員:25人(先着順)
◆参加費:1200円(茶菓子代を含む)
◆申し込み:件名を「10/11 サイエンスカフェ申込」とし、Ma.okazaki@gmail.com または090−9809−4011 までお申込みください。
日本が世界に誇る反射望遠鏡『すばる』も15年を迎え、その後を継ぐ『TMT』も建設が始まります。
★「15歳を迎えた『すばる』、そして『TMT』へ」 「2014”ふだん着で科学を”」企画
◆日時:10月13日(月、祝日) 午後4時半〜6時
◆会場:三鷹市市民恊働サロン(三鷹市下連雀4−17−23)2階第1会議室
◆講師:臼田-佐藤 功美子さん。国立天文台天文情報センター専門研究職員。
◆内容:すばる望遠鏡が米国ハワイ島のマウナケア山頂で観測を始めて15年。遠くの銀河や太陽系外惑星など、最先端の観測に携わっています。すばるで見えてきた宇宙、TMT(30m望遠鏡)でいどむ謎についてお話するほか、ハワイ島で15年間天文学教育普及活動を行ってきた講師が当時の仕事や生活も紹介します。
◆定員:50人(先着順)
◆参加費:大人500円 子ども(小学生まで)250円
◆申し込み:件名を「10/13 講演2申込」とし、Ma.okazaki@gmail.com または090−9809−4011までお申込みください。

「杞憂」が現実になる!?~「宇宙のゴミ問題」

 皆さん、星空ぱぶ店主の岡崎です。ご無沙汰しています。また、「星空ぱぶ」ブログを再開しますのでよろしくお願いします。
 さて、今日のテーマは「宇宙のゴミ問題」です。中国の有名な故事に「杞憂」という話があります。古代中国の杞国に「天が崩れてきたら逃げるところもない」と心配のあまり、不眠症になった人がいました。友人が「天は大気の集まりだ。体を動かしたり、息を吸ったりするのも、天の中にいて行っていることだから、天が落ちてくるかもしれないと心配することはない」と諭しました。ところが、「日や月や星が落ちてきたりしないか」と別の心配です。友人は「日や月や星も大気の中で光っているだけだから、落ちてくるわけはない」と言いました。そこから「無用の心配をする」「取り越し苦労」という意味で使われています。
 しかし、杞の国の人の心配があながち取り越し苦労であるとは言えなくなっています。1957年、ソ連(当時)は世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功しました。それ以来、米国、ロシア、欧州、日本、中国など世界各国は競って人工衛星を打ち上げ、これまでに打ち上げられた人工衛星は6000個を超えているようです。軍事用の衛星は公表されるわけではありませんから、もっと多いかもしれません。当然、人工衛星も機械ですから、運用が終了し、そのまま地球の周囲を回っているものから、制御ができなくなって地上へ落下してくるものも出てきます。
 最近話題になったのが米航空宇宙局(NASA)が1991年に打ち上げた大気観測衛星「UARS」の落下。UARSは2005年に運用を終え、その後制御ができなくなり、徐々に高度を下げ、9月下旬、米西海岸沖の北太平洋上で大気圏に突入しました。衛星の大部分は燃え尽きますが、30個近くの金属破片(合計の重さ約500Kg)は燃え尽きずに地上800Km四方に落ち、人に当たる確率は3200分の1と、NASAでは試算していたようです。結果的には洋上に落ちたため,人的物的被害は報告されていません。
大気圏に突入した米UARS
 10月11日の朝日新聞朝刊の「ニュース圏外」によりますと、大気圏で燃え尽きず破片が地上に達する大型衛星の落下は世界で毎年1、2回あり、小型衛星やロケットの破片などの「宇宙ゴミ」は1日平均1個落ちてきているそうです。1957年に当時のソ連が世界で初めて人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げて以来、米ソ(ロ)、欧州、中国、日本などが衛星を打ち上げています。公表されない軍事衛星を入れると6000個以上になるとも言われます。こうした衛星やロケットなどが「宇宙ゴミ」になって、地球の周りを回っています。正確にはわかりませんが2万個を超えるとも言われています。杞の国の人の心配は実は現実のものになっているのかもしれません。
 

明日(23日)夜は土星が見えるかな?

明日23日(土)夜は国立天文台の定例観望会です。観望対象は人気のある土星。3月は大震災と原発事故に伴う「計画停電」の影響で観望会は中止でしたが、4月上旬から再開になりました。気温も暖かくなってきたので、観望しやすくなりましたが、問題は天候。明日はあいにくの雨模様です。土星は観られなくても、解説はあります。担当する学生さんが工夫をして最新の研究成果も披露してくれます。天気が悪くても行ってみて損は無いですよ。午後7時半から開始の予定です。
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